2010年08月28日

梁組み  2

梁組み  2

大きな太い梁を支えるのは柱や長押・差鴨居、そして床梁など。まず、それらを写真でみていただきましょう。
 柱と柱の間に横に細長い角材が2本映っています。下の材は横に張って柱を支える太い材。この場合は長押(なげし)といいます。
 同じような材でも、床に面している面に障子や襖をたてる溝をほってある材は差鴨居(さしがもい)といい、あとで下の床面の敷居との間に障子や襖をいれるのだそうです。
 それに対し、上の横木は真ん中の柱の上に梁が組み込まれています。梁を支える横木ということで、梁を置く床ということから梁床(はりどこ)というようです。

梁組み  2

                   





















まわりの支える材の様子を見てください。
梁と長押の他はほとんど新材です。縦に、横に、そして斜交い(はすかい)が何本も組まれています。

梁組み  2

























 あとは写真で見てください。下から見た写真と横から見た写真です。
 
梁組み  2
梁組み  2













































次回は壁や仕切りのボードが張られ、梁がどのようになっていったかをお知らせします。           


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Posted by 画廊となりや at 09:43│Comments(0)古民家再生

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