2010年09月20日

欄間・電球の笠・柱時計等

欄間・電球の笠・ゼンマイ式柱時計
                    
2階の3部屋続きの間の欄間、亀と梅を彫ったもの(2枚ずつ4枚)を、現場監督さんが使えたら使おうと保管してくださってありました。今回、吹き抜けの食堂上部の神棚の上にはめ込んで使おうということになり、写真の床梁の下部に細長く開いた空間にこの梅を彫った欄間をはめ込みます。
 その下に茶色い板が打ち付けてあり、馬蹄形の4つの突起物がでているものがあります、なにかわかりますか?これはハンガー掛けです。 裏に製作所と製作年月日を書き込んだシールが貼ってありました。ちょっと正確に思い出せませんが、昭和のはじめの頃のものだったように記憶しています。全部で4本あるのですが、使えたらと思い保管してあります。
欄間・電球の笠・柱時計等

欄間・電球の笠・柱時計等












































 電球の傘です。ガラス製の古い物です。私が中学・高校時代に使っていた2階の6畳間のものです。
設計士さんが解体前に調べた時、「これも使いましょう。大切にとっておいてください。」と言われた電球の傘は3種類で写真のものが一番ハイカラです。他は白一色でまるーく電球を包み込むような形のものが1つ。あとの2つは桧笠のような形、直線的でシンプルなものです。
 
 欄間・電球の笠・柱時計等























明治初期から使い続けてきたネジ巻き式の柱時計です。一度は壊れてしまいましたが、諏訪精工舎にお願いして修理してもらいました。1回ネジをまけば一月、1時間ごとに「ボーン、ボーン」と低い音で鳴る柱時計です。 明治7年に特許申請した舶来物(製作会社不明)です。
欄間・電球の笠・柱時計等









































 次回は、内部の塗装工事がほぼ終わる頃なので、塗装前と塗装後を比べながらあれこれ紹介します。  


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Posted by 画廊となりや at 09:37│Comments(0)古民家再生

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