2010年05月17日

地盤改良工事2

いよいよ柱状改良工事が始まりました。

① 掘削機の先端は爪のような形状をしています。土をとらえ、回転しながら土中に喰い込んでいきます。




















































② 回転開始






















































③ 運転席から覗き込み、設計士がマークした地点からずれていないか確かめながら先端の爪の位置を決め ていきます。
























































④ 柱状改良が終わった痕です。直径は60㎝、生コンが注入されて写真のような跡になります。この家の 柱が建つ地点すべてに生コンが注入されたこのような痕跡が出来上がります。合計64ケ所。深さは地点 によって違うようですが、表面150㎝は砂礫層のため、その下の地盤に喰い込むようにおよそ230㎝ だそうです。
  先日、所要があって新幹線工事が行われている飯山駅前に行きました。案内された知人の家の2階の窓 からひょっと下をのぞくとやはりまったく同じ柱状改良工事が行われていました。飯山駅前の地盤もあま りよくないということ、それだけ余計に費用がかさむということです。




























⑤ 同時に違う地点ではバックホーで地中を掘り起こしていました。この地点からは直径30~50㎝くら いの大きな石が20個ほど掘りだされていました。大昔、上流から流されて堆積したものと納得しました。



 























 地盤改良はこれでおしまい。次回は解体され作業場に運ばれた柱等再生材がどのように生まれ変わろうと しているか、洗い出し作業の様子をお知らせします。
  


Posted by 画廊となりや at 06:34Comments(0)古民家再生